保育ICTシステム比較52選!子どもに向き合うための業務効率化 » 保育士の業務環境を改善するには » 新人保育士の指導法とは?うまく育てるポイントと環境づくりのコツ

公開日: |更新日:

新人保育士の指導法とは?うまく育てるポイントと環境づくりのコツ

保育士の人手不足に悩む保育園は多く、早期離職を防ぎながら現場で活躍できる人材を育てることが大きな課題となっています。この記事では、離職防止に欠かせない新人保育士の指導法や、育成のための環境づくりについて解説します。

新人保育士の指導が難しい理由と現状の課題

理想と現場のギャップによる早期離職

新人保育士の指導において、「理想と現実のギャップ」は大きな課題です。「子どもに寄り添いたい」「笑顔で接したい」といった理想を持って働き始めても、現場では思い通りにいかず戸惑いを感じる新人は少なくありません。

保育士の得意・不得意は人によって異なりますが、個人の適性に応じた指導ができるかどうかは離職防止に直結します。新人一人ひとりに寄り添った指導が行えない場合、早期退職を招く原因になります。

指導側(先輩保育士)の業務過多・時間不足

指導を担当する先輩保育士の業務が多すぎる・時間が足りないという点も課題の一つです。子どもたちへの日々の保育に加え、書類作成などの事務作業もこなさなければなりません。そこに新人指導という役割が加わるため、「他の業務で手一杯で、新人に丁寧に教える時間が取れない」といった悩みを抱える現場が多く見られます。

指導者によって教え方や対応が異なる

新人保育士への指導で起こりがちなのが、指導する人によって教え方や対応が異なるといった問題です。「あの先輩とこの先輩で言っていることが違う」という状況は、新人保育士の混乱を招き、どう動けば良いのか分からなくなる原因となります。

新人保育士をうまく育てる!指導法

全体像と目的を共有する

指導を行う際は、単に業務手順を伝えるだけでなく「なぜその業務が必要なのか」までセットで伝えることが大切です。例えばおもちゃの消毒作業も、”子どもたちを感染症から守るため”という目的を理解することで、納得感と責任感を持って取り組めるようになります。業務の全体像と目的を共有することは、指導における重要なポイントです。

一緒に業務を進めながらOJTを行う

保育の現場においては、座学だけでなく実務を通じたOJTが非常に効果的です。まずは先輩が見本を見せ、その後に一緒に業務を進めながら具体的なポイントを伝えます。

子どもへの接し方などマニュアル化しにくい部分も、一緒に対応することで自然な習得が可能。実践しながらすぐにアドバイスができるため、新人保育士の不安軽減にもつながります。

些細なことでも褒める・認める

指導の中では、小さな成長や工夫を見逃さず、些細なことでも褒めて認める姿勢が欠かせません。新人保育士は常に不安や緊張を抱えていますが、ポジティブな声がけによって心理的安全性が確保され、信頼関係の構築へとつながります。良好な関係性が築ければ、報連相(報告・連絡・相談)がスムーズに行える環境へと発展します。

新人保育士へのコミュニケーション・接し方のポイント

否定から入らない

新人の行動や意見を頭ごなしに否定することは避けてください。まずは相手の言葉を受け止める傾聴の姿勢を持つことが大切です。理由や背景に耳を傾けることで、新人に「自分の話もしっかり聞いてくれる」という安心感が生まれ、アドバイスを素直に受け入れやすくなります。

改善点を具体的に伝える

抽象的な指導だけでは、新人はどう動けば良いのか分からなくなってしまいます。具体的な行動を示しながら改善点を伝えるよう心がけてください。理由とともに改善点を伝えることで、新人も納得した上で次の行動に活かすことができます。

新人が相談しやすい雰囲気を作る

新人が相談しやすい環境を作るには、「いつでも声をかけて」と伝えるだけでなく、日頃からあいさつや雑談を交わし、心理的なハードルを下げておくことが重要です。また、相談を受けた際は作業の手を止めて話を聞くなど、受け入れる姿勢を態度で示すこともポイントとなります。

要注意!新人指導で”やってはいけない”NG行動

新人がミスをした際、感情的に怒る、忙しさを理由に放置する、他の職員の前で叱責するといった行動は厳禁です。これらの行動は新人の自尊心を深く傷つけ、最悪の場合は早期離職の引き金となります。

質の高い指導にはマニュアル化と育成計画が必須

新人保育士を育成する上では、体系的な研修制度を確立することが求められます。「何をいつまでに教えるのか」を十分に検討し、年間を通した育成計画を立てましょう。

また、指導マニュアルを作成することで、園内の基礎知識の共有や、いつでも振り返りができるといったメリットが生まれます。さらに、指導者の負担軽減や、業務の質・判断基準のばらつきを防止する効果も得られます。

業務環境の改善に必要なこと

業務環境を改善するためには、指導する側の時間と心の余裕が不可欠です。どれほど立派な指導法やマニュアルがあっても、指導側に余裕がなければ実践できません。先輩が忙しそうにしていると、新人保育士も相談をためらってしまいます。余裕を持って指導に向き合うためにも、日々の業務効率化に取り組み、指導時間をしっかり捻出することが大切です。

新人保育士の指導環境改善に「ICTシステム」を活用しよう

新人保育士が育つ環境を作るには、事務作業を削減してコミュニケーションの時間を増やすことが効果的なアプローチの一つです。手書きの書類作成などをICT化することで、浮いた時間を新人のサポートに回すことができます。

ICT化によってマニュアルや子どもの情報の共有が容易になれば、新人の自走を後押しすることにも繋がります。当サイトでは、業務環境改善におすすめの保育ICTシステムを紹介しています。

ぜひ以下の「機能が豊富な保育ICTシステム3選」を参考に、働きやすい環境づくりに取り組んでみてください。

【課題別】
機能が豊富な
保育ICTシステム3選
保育現場における課題は多岐にわたり、その解決には適切なICTシステムの導入が不可欠です。ここでは、保育士の専門性向上、職員の管理、保護者とのコミュニケーションの3つの課題別に、機能が豊富な3つの保育ICTシステムをご紹介します。
保育士の
専門性を高めたいなら
Child Care Web
(チャイルドケアウェブ)

引用元:https://home.childcareweb.jp/

特徴

発達メカニズム解説、発達支援の内容と援助の解説、発達通過率グラフなど、保育士の研修にも役立つ機能が豊富

主な機能

カリキュラム一元管理・記録管理連携、発達メカニズム解説、発達支援・発達特性記録管理、等

公式HPを見る

職員数が多く
一元管理したいなら
Hoic
(ホイック)

引用元:https://www.hoic.jp/

特徴

職員、パート情報管理、職員間連絡帳機能、職員間お知らせ機能、職員専用マイページなど、職員の管理機能が豊富

主な機能

職員・パート情報管理、職員間お知らせ機能、職員専用マイページ、勤怠・シフト管理、等

公式HPを見る

保護者との
コミュニケーション改善なら
LOOKMEE
(ルクミー)

引用元:https://lookmee.jp/

特徴

園・施設での日常写真を販売、写真データ・動画の販売、フォト連携で写真付き記録が残せるなど、写真データを使用した機能が豊富

主な機能

園・施設での日常写真・データ・動画の販売、写真付き記録の作成、お知らせ一斉送信、等

公式HPを見る