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園児の登園・降園時間をスマートフォンやタブレットにより記録、管理することができるITシステムを『登降園管理システム』といいます。毎日の登園・降園に伴う正確な打刻が可能となり、保育の園長料金の自動計算にも対応しています。アナログの事務作業を減らすことで、保育現場の業務効率化を図れると共に、事前にミスを防げるというメリットも!
登降園管理システムには、保護者所有のスマートフォンにアプリをインストールするだけで打刻することができるタイプなどもあり、忙しい朝に打刻待ちをすることなく登録可能な点は保護者にとっても便利なシステムといえます。
園の規模や園児の人数に応じて、打刻方法や必要となる機能も異なります。そのため、園で使用しやすいシステムであるかも重要なポイント。管理する側と打刻する保護者の両者が不便なく利用でき、スムーズな導入ができる登降園管理システムを選びましょう。
園の事務作業の一つでもある保育料請求。保育料無償化が始まったものの、延長保育による保育料は発生するため、複雑な計算処理は職員の負担となる作業といえます。延長時間の計算、請求書作成などの事務作業に時間が取られるほか、人的ミスにつながることも。保育料の請求管理が可能な登降園管理システムを選ぶこともポイントとえいます。
打刻時間をシステム上で管理するだけでなく、帳票機能が十分なものであることも大切な点です。子ども・子育て支援新制度に伴い、確認指導監査の対象となった保育施設。監査では、会計や運営記録についても基準が満たせているかの確認があり、園では書類として保管しておく必要があります。監査対象となる書類の帳票が印刷できるかどうかもシステムを選ぶ際に注意しましょう。
保育現場を支えるシステムとして開発されたChildCareWeb(チャイルドケアウェブ)は、職員の意識を高める機能が幅広く搭載されていることも特徴。事務作業の負担を軽減するだけでなく、一人ひとりの子どもと向き合いながら専門性の高い保育実現を目指した登降園管理システムでもあります。
保育者育成への課題対策、保育内容の質の向上、障害児保育などの発達支援にも力を入れていきたい園などにもおすすめのシステムでしょう。業務の合理化や効率化に加えて、保育者・保護者・児童のコミュニケーションツールとしても活用の可能性を広げます。
【導入事例】
定員19名の小規模認可園の場合、利用料・保守管理料金あわせて月額8,250円
園児の登降園の記録管理のほか、保育料計算機能などにより毎月の業務効率化が可能。チャイルドケアウェブは、保育記録や保育計画に利用可能な機能も多く、保育の質を高めるとともに、職員の働きやすい環境づくりをサポートしています。
導入のしやすさが魅力のITソフトCoDMON(コドモン)。全国47都道府県で9,133施設への導入実績があります。また、1,000件以上の自治体でも採用されている点では、安心感のある登降園管理システムといえるでしょう。(2021年11月現在)
CoDMON(コドモン)は、保育者が時間と心のゆとりを持てる環境づくりを目指したシステムです。業務省力化を可能としながら、誰でも使いやすいシンプルな機能もポイント。保育施設では、これまで保護者と保育者との連絡ツールとして手書きの連絡帳が利用されることが一般的でしたが、導入によりペーパーレス化が可能となります。連絡帳では、園での子どもの様子がわかる写真掲載もできるため、保護者にとっても嬉しい機能の一つ。
保育現場には重要ともいえる保護者とのコミュニケーションがより深く図れ、尚且つ保育者の事務業務が効率化することで、ゆったりとした保育時間の確保をサポートします。
情報の共有・作業の効率化の2つを主軸に開発された保育業務支援システムが『ゆめ・ドリーム』です。システムで共有された情報を活かすという次のステップまで考えられている点も特徴。日々の業務にかかわる機能や園児の保育記録に加え、会議や報告書などの作成や職員連絡などにも活用できる掲示板機能など、機能の幅広さも魅力です。
PCだけでなくタブレットでの利用もできるため、乳児の保育記録もその場で入力できるため、お昼寝中の隙間時間でも様子を見ながら作業できる点もメリット。また、導入後も専任担当者がサポートしてくれるため、はじめてのITシステム利用でも安心感があります。利用料金も月額と買取と選べるため、園の予算に合わせた導入の検討が可能です。
保育園情報管理、業務支援のクラウドシステムiChild(アイチャイルド)は、3つのプランで選べる機能が特徴の登降園管理システムです。打刻時間の管理はもちろん、延長保育利用状況や利用料の自動算出、請求書発行まで可能な「登園・降園時間管理」、基本情報のデータ管理が可能な「児童・父兄管理」、延長保育や保育料の区分を管理する「マスタデータ管理」は3つ全てのプランで利用できる機能となっています。プランによっては、保育内容登録機能や給食おやつサービス、職員管理などが含まれるものもあり、登降園管理システム導入により、どこまでの業務をICT化していきたいのか、園の希望に沿った提案が可能な点もポイント。
保護者にとっても簡単なORコードによる打刻のため、負担も少なくスムーズな導入ができるでしょう。
公式サイトに費用についての情報はありませんでした。iChild(アイチャイルド)はプラン分けされていることもあり、恐らくプランごとに費用が決まっているのではないでしょうか。詳細を知りたい場合は、直接問い合わせてみることがおすすめです。
エントリー
スタンダード
プレミアム
園の情報を一元化させ、円滑な保育施設運営をサポートするPALANGEL(パルエンジェル)。保育者の事務業務を軽減させる機能を搭載したクラウド型システムとして、静岡県内を中心に多数の導入実績があることも特徴です。メール配信システムとして知られる「チェックインシステム」の利用から更に保育のICT化を図るべく導入に進んだ園も多く、システム連動にも対応しています。パソコン画面上で毎日の登降園状況がすぐチェックでき、延長保育時間の集計などの事務作業効率もアップすると評判です。
PALANGEL(パルエンジェル)は、欠席や早退などの届出もシステム上で簡単に行えることも魅力の一つ。園だけでなく保護者の負担軽減にも繋がるサービスといえるでしょう。
保育ICTシステムには、園児の管理や職員の勤怠・シフト管理、指導計画や保育日誌の作成がタブレットやスマートフォンで行え保育士の業務負担軽減ができるメリットがある一方で、ネット環境が不十分だと効率が悪くなる、保護者の理解が得られにくい場合があるなどのデメリットもあります。
保育園システムとは、保育園の業務をサポートするシステムを指し、主にパソコン・タブレット・スマートフォンを使って日々の保育記録や事務処理、職員のコミュニケーションなどの保育に関する業務が円滑になるようにサポートするものです。
保育ICTを導入する際にどのような設備が必要なのでしょう。こちらの記事では、必要となる設備について詳しく解説しています。保育ICTの導入を考えている保育施設経営者の方は、参考にしてみてください。
引用元:https://home.childcareweb.jp/
発達メカニズム解説、発達支援の内容と援助の解説、発達通過率グラフなど、保育士の研修にも役立つ機能が豊富
引用元:https://www.hoic.jp/
職員、パート情報管理、職員間連絡帳機能、職員間お知らせ機能、職員専用マイページなど、職員の管理機能が豊富
引用元:https://lookmee.jp/
園・施設での日常写真を販売、写真データ・動画の販売、フォト連携で写真付き記録が残せるなど、写真データを使用した機能が豊富