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保育士の業務は保育以外に書類作成や保護者との連絡など内容は多岐にわたります。少しでも書類作成業務のように保育以外の業務を簡素化できれば、残業削減と保育業務効率化が可能。今回はその方法を紹介します。
保育士の残業を減らすには、事務作業の場合タスクを可視化し優先順位をつけましょう。連絡帳などの単純作業はテンプレートを使用し、時間短縮と情報共有を行います。
イベント開催時には職員で役割分担・情報共有を計画的に行い、市販の物や状態が綺麗で使い回しできる物、インターネット素材などを活用すると手間が省けて便利です。
また会議前に資料配布を配布することで会議時間短縮が可能です。事前に議題内容を把握していると意見が出やすく、話の脱線も防げます。
さらにICTは保育業務を楽にする機能が多く搭載しています。シフト作成で時間を多く取られることがなく、パソコンによるおたよりや連絡帳の記入や配信もできるので、残業時間を減らすことができるでしょう。
まず毎日のタスクを書き出しリスト化し、職員ごとの得意分野を把握して仕事を割り振りましょう。
定期的会議では時間管理する人を決め、一人当たりの発言する時間を決めることで時間内にまとめて話せる習慣が身に付き、時間短縮になります。
またICTを使えば園児の登降時間を自動集計、職員の労務管理もシステム上で管理、テンプレートを使って保育日誌作成、配信することが可能。パソコン編集なので編集に手間がかからず、時間短縮できます。
クラウドサービスなどに使い回ししたい可愛い画像やファイル名のルールを統一した書類データなどを保存しておくと、他の職員とファイルを送信し合うことなく、パソコン間で情報共有できて大変効率的です。
保育士業務には、保育を含め衛生・安全管理、保護者対応、書類作成などたくさんありますが、保育士の時間中23%は事務処理に消えます。保育以外の業務を簡素化できれば、もっと保育に時間とエネルギーが割くことができるでしょう。
そのために有効なのがICT導入です。ICTによりお知らせなどの書類をテンプレートを使用して、簡単に作成・配信できます。それだけでなく、園児の登降園管理や保護者からの欠席や遅刻などの連絡、スマホ・タブレット・パソコンのアプリからできるようになり、忙しい時間帯での記入漏れなどのトラブルが防げます。その結果、保育士の手間を減らすことができるでしょう。
ICT化は園の方針を大切にしつつ、勤務管理や書類作成業務の簡素化を可能にするものです。もっと子どもたちと向き合う時間を増やすためにも、導入検討をおすすめします。
人間関係で悩んでいる保育士さんは案外多いはずです。保育士同士はもちろん、保護者との関わり方で悩んでいるケースも。どのケースも一番の対処方法はコミュニケーションを取ることです。苦手と思えば無意識に避けてしまい、コミュニケーションを図らないため余計に悪化することも。まずは自分から積極的に話しかけるよう意識してください。また時間がなく保護者と上手く話せないのであれば、連絡帳に子供の状態やエピソードなどを添えると信頼関係を構築しやすくなります。
ただ人間関係を良好に保つよう意識しても、日々の業務が忙しければ対処のための時間を割くことも難しいはず。保育ICTなどを活用し業務改善を図るのも一つの方法です。業務負担が軽減できれば、精神的な余裕も生まれ、人間関係も良好に保ちやすくなるでしょう。
忙しそうに保育士さんが働いている園も少なくはないでしょう。保育士さんの仕事は、子どもを保育するだけではありません。確かに保育が中心ですが、他にも事務作業や年間行事の準備など、さまざまな業務をこなしています。そのため、残業したり、自宅で仕事したりする保育士さんも中にはいます。
また、人手不足によって負担が増しているケースもあります。人手が足りないと、保育士さん一人ひとりの負担が増加します。そして業務時間が足りなくなってしまうのです。
保育士さんの忙しい状況を改善したいなら、業務に優先順位を付けて対応することが重要です。保育ICTシステムを導入し、事務作業や雑務を効率化するのも手でしょう。ICT化によって業務が簡素化されれば、保育士さんの負担も減らせます。
保育士さんは昔から「保育士の仕事は持ち帰りが普通」という風潮があり、実際に持ち帰り仕事が常態化している現場は珍しくありません。保育士さんの仕事で持ち帰りが多いのは、主に「書類作成の仕事」と「イベントごとの製作物」の2つ。これらの持ち帰り仕事を減らすには、働き方を見直して業務を効率化させることが大切です。
たとえば完成に時間のかかる製作系の仕事については、一度作ったものは処分せずに、使い回すようにすると良いでしょう。また、業務に余裕があるときに製作物に使えるイラスト素材などをストックしておくのも、業務時間の短縮に有効です。
種類や量が多い煩雑な書類業務については、業務効率化ツールの保育ICTを活用するのもおすすめ。持ち帰り仕事をなくして業務環境の改善ができれば、保育士さんにも余裕が生まれ、モチベーションや保育の質の向上を期待できます。
労働基準法では、6時間以上の労働時間に対して1時間以上の休憩を取るように決められています。しかし保育士の場合、労働環境から十分な休憩を取得できないケースが少なくありません。園児を常に見守らなければならないため、外出をして休憩を取ることを禁止している保育園もあるなど、休憩を取りにくい環境の保育園が多いようです。
保育士がきちんと休憩を確保するためには、就労環境の改善や、体制の見直しを行う必要があります。風習的に休憩を取りにくい環境となってしまっているのであれば、信頼できる同僚や先輩と話し合い、労働体制の見直しに向けて働きかけるのはひとつの方法です。
園児の午睡中にほかの業務を行わなければならないのであれば、作業を効率化できるICTシステムを導入するなど、作業時間の短縮を目指すことが有効です。
保育士は、人手不足や有給休暇申請のシステムのわかりにくさなどから、有給休暇を取得しにくいと感じている人が多いようです。実際に有給休暇を取得しにくい環境にある保育園は少なくありません。しかし有給休暇は一定の就労時間を満たしていれば取得可能であり、取得する権利があります。
保育士が有給休暇を取得するには、年度末や年度初めといった卒園児、入園児が入れ替わる多忙な時期を避けること、長期休暇につなげるなどの工夫をすることが望ましいです。また、ICTを導入して保育士が働きやすい環境をつくろうとしている保育園は、有給休暇の取得にも積極的な印象があります。保育士の就職や転職を検討している人は、この点を参考に保育園を選ぶのもひとつの方法です。
保育士は常に忙しく動いているので、保育士同士の情報共有が怠ってしまう可能性があります。1人ひとりの園児に適切な保育を提供し、保護者からの信頼を得るためにも、情報共有はとても大切です。
日頃から保育士同士のコミュニケーションを取る時間を設け、情報共有しやすい状況をつくる、報連相を徹底するといった心がけで効率的かつ正確な情報共有を行えます。
また、ICTシステムを活用するのもひとつの方法です。ICTシステムを導入することで、休日の保育士や出張中の保育士も保育園以外の場所から情報共有を行えます。気づいたときにシステムに情報をアップすることで、伝達漏れを防ぐことにもつながるなど、さまざまなメリットがあります。
保育士さんを十分に確保できている保育園は少なく、ギリギリの人員で何とか回している所も少なくありません。そこで気を付けておきたいのが、保育士さんの退職です。1人辞めただけでも大きな影響が出てしまうこともあります。
退職の理由として特に多いのが、日々の業務が忙し過ぎる、職場の人間関係がうまくいっていない、激務のわりに給料が安いなどの理由です。保育士さんの退職や離職を防ぐためには、原因を特定し、対策を取らなければなりません。
給料を上げるのはなかなか難しいと感じているような場合も、ICTシステムを導入するなどして保育士さんの業務負担を抑えることについて検討してみてはいかがでしょうか。働きやすい職場づくりにもつながります。
保育士不足に悩んでいる保育園で検討したいのが、保育補助者の活用です。保育補助者は保育士としての資格は持っていませんが、保育士をサポートする業務が行えます。
例えば、園児の遊びを見守ったり、散歩の付き添いなども行ったりします。また、整理整頓、清掃、食事の介助などもお願いできるため、保育士不足による保育士さんの負担を大きく減らし、業務改善にもつなげられるでしょう。
ただ、新たに保育補助者を採用するとなると、費用の問題が気になるはずです。国や自治体では、保育補助者の採用や、賃金アップなどに活用できる制度を用意しているので、活用してみてはいかがでしょうか。ICTシステムを導入したけれど根本的に人手が足りない、といった場合にも向いています。
保育士業務の見える化を推進することで、保育士のモチベーションアップや業務負荷の軽減につながります。休憩時間が取れない、持ち帰り仕事が多いなど、過酷な労働環境が原因となり、離職につながるケースも少なくありません。また、給与水準が低い傾向にある保育士は、将来の不安を抱えていることも多いです。
保育士の業務におけるタイムスケジュール、処遇や給与などを見える化することで、保育士が安心して働ける労働環境の構築が望めます。保育士の業務ログなどの経営者が把握すべき情報の一元管理や、保育士の業務負荷軽減に期待できる保育ICTシステムを導入することにより、保育士業務の見える化に役立ちます。これにより、保育業務の質向上にもつながるでしょう。
保育士の仕事が楽ではないのは、多くの人が容易に想像できるでしょう。子どもたちへの対応、保護者とのやりとり、書類の作成、行事があればそれに向けて準備しなければなりません。肉体的疲労と精神的疲労どちらもふくまれ、ストレスや疲労を感じることも多く、それでいて繊細な子どもたちに寄り添わなければいけません。
少しでも保育士たちの負担を減らす業務改善の方法として、ICTシステムの導入が挙げられます。スマートフォンやインターネットを駆使して、仕事ややりとりを簡潔にしたり、自動化したり、管理したり。細かな改善でも、積み重なれば大きな変化になります。保育士の負担を減らせば、保育士のパフォーマンスが向上し、園の評価が上がることにも繋がります。
保育士の資格を持っているにも関わらず、他の職業についている人や就労していない人を「潜在保育士」と呼びます。資格保持者における潜在保育士の割合は高く、保育サービスを充実させるための方法として、潜在保育士の活用は欠かせません。
そのため国や各自治体では、潜在保育士の就労を支援する制度やサービスの整備が進められています。例えば潜在保育士の再就職を働きかける取組や就職希望者に対する費用の貸付などです。
また保育事業者に対しても、潜在保育士のシフトや就労支援、マッチングなどに関するアドバイスが提供されています。保育士の採用や定着に課題を抱えている保育事業者にとって、潜在保育士は重要なヒューマンリソースです。
従来の保育園では、たくさんの行事が開催されていました。しかし行事の中には保護者のためのものもあり、子どもたちにとっては保護者の目を気にし、行事のための練習を余儀なくされるとの考えがあるかもしれません。
そこで最近では、保育園にたくさんの行事はいらないとの考えが広まってきました。行事の練習をさせるよりも、心身の成長にとって必要な体験や遊びを指せるほうが有意義であるとの考えです。
実際に行事の見直しを行っている保育園も少なくなく、子どもたちの健全な成長に役立つかもしれません。
保育士の待遇改善は国はもちろん、各自治体単位でも重視されています。保育士は乳幼児の安全を守りながら教育を行うという重要な職業ですが、その責任の重さに比べ、賃金が低く労働負担が重いとされているためです。実際に配置基準が違法であり、体調不良でも欠勤できない体制で運営されている保育園も少なくありません。
そこで急務とされているのが、保育士の待遇改善です。賃金の引き上げはもちろん、こども家庭庁からは処遇改善加算の1本化による事務作業負担の提言案が出されています。保育園単位で実践するなら、ICT化を進めて保育士の負担を軽くすることも方法のひとつです。保育士の待遇改善は、保育士のみならず子どもたちのためになることでもあります。
こども誰でも通園制度は、その名の通り誰でも保育施設を利用できる制度です。2026年の本格導入に向けて、2023年から全国各地で試験的に導入が始まっています。
誰でも保育施設を利用できるのは、子育て世代の負担を減らし、子どもの社交性や社会性を育む効果にも期待できるでしょう。しかし、現場のオペレーションを考慮すると、解決しなければいけない問題はまだまだ多いです。
制度が始動した場合、毎回違う子どもが不特定多数、保育施設を訪れます。子どもの性格や好み、アレルギーを把握し、それぞれに合ったプロフェッショナルなアプローチが必要です。高いサービスと柔軟さの両方が求められ、現場の労働環境は過酷になるおそれがあります。
子ども、親、現場のスタッフの3者が満足できるよう、制度の調整が望まれています。
保育士は定期的に研修に参加するべきだと言われています。その理由は、保育サービスの質の向上や不適切な保育の予防、男性保育士同士の連携をはかれることなどです。
研修を実施しなければ、保育士による子どもの虐待が起きたり、時代に合った適切な教育が行われなかったりすることも考えられます。また女性に比べて男性の数が少ない保育士という職業では、研修の場面で男性同士が連携して、保育の楽しさを追求していくことも大事でしょう。もちろんICTを導入する上でも、使い方やシステムへの理解度を深めるため、保育士への研修は必要です。
園が提供するサービスの品質を高めたいと考えるなら、保育士には研修の参加機会を与えるべきではないでしょうか。
「〇〇ハラスメント」という言葉は、昨今では非常に身近になりました。上司や重役など立場が上の者から下の者に対して苦痛やストレスを与えるパワーハラスメント、出産や育児、子育てに関する内容で嫌がらせ行為をするマタニティハラスメント、性的な内容や恋愛、結婚に関する好ましくない言動で不快感を与えるセクシュアルハラスメントなどです。
あらゆるハラスメントは許容されるべきではなく、高い意識を持って排除されるべきです。事業主・労働者の両方がハラスメントに対する理解を深め、ハラスメントが起きた場合に注意できる環境を整えることが重要です。ハラスメントに関して気軽に相談できる窓口の設置も必要でしょう。
保育園や幼稚園への送り迎えに使われる通園バスでは、閉じ込め・置き去り事故が複数回発生しています。子どもが自力で助けを求められず、長時間閉じ込められ熱中症になり、命を落とす事故も発生しました。2022年ごろから社会問題として認知され、さまざまな対策が実施されるなかで、ICTシステムを活用する方法が注目されています。
ICTシステムは、人の目が届かない状況でも人の存在を検知することができるため、見落としの予防に効果が期待できます。万が一確認漏れがあるとアラートを発して知らせるので、閉じ込めや置き去りが発生しても長時間放置するリスクが低減できます。職員への周知徹底とICTの併用で置き去り対策を行いましょう。
不適切保育は「子どもの健康や安全、発達などに悪影響を与える保育行動や環境」を指しますが、その認識は人によってさまざまで、保育士によっては子どものためを思ってしたことが不適切保育につながってしまうこともあります。また、職場環境によっては、不適切保育が発生しやすかったり、不適切保育がほかの保育士に気づかれずに悪化したりといったことも考えられます。
不適切保育を防止するためには、チェックリストやガイドラインの整備、研修、行政の指導、職場環境の改善などが挙げられますが、改善には時間がかかることも多くすぐに効果を実感できない場合もあります。
まずは、導入しやすいICT活用の検討をおすすめします。保育所の業務の一部をICT化することで、保育士それぞれの負担も軽くなり、余裕をもって子どもへ対応できる、不安なことや心配なことを相談しやすくなる、問題が発生したときに発見しやすくなるなどのメリットもあります。
多数の乳幼児が一緒に集団生活を送る保育園では、さまざまな事故が発生する可能性があります。特に気を付けたいのが、昼寝時間中に起こりうる睡眠時の窒息リスクです。職員が気づかないうちに赤ちゃんがうつぶせ寝になると、窒息して死亡事故につながってしまう場合もあります。睡眠時の事故を防ぐためには、乳幼児の寝ている姿勢や顔色などを確認する睡眠時チェックの徹底が求められますが、限られた職員で行うには限度があります。
そこで、乳幼児の寝姿を自動的にチェックできるAIシステムやチェックリストを共有できるICTなどの導入によって、効率的に事故を防ぐ安全対策が期待されます。職員の負担を減らし、確実に事故を防ぐためには、 AIやICTなどを活用したサポートも必要といえるでしょう。
保育施設において、誤嚥事故は予期せぬ状況下で発生する可能性があります。おやつや食事中の窒息、あるいは玩具や環境中の小物の誤飲などが主な原因として挙げられます。幼児は好奇心旺盛であり、様々な物体を口腔内に入れる傾向があり、成人と比較して嚥下機能が未発達であることから、食事時間のみならず遊戯中においても細心の注意を払う必要があります。
保育施設における誤嚥事故の予防には、保育士の vigilance(警戒心)が重要な役割を果たしますが、個々の園児に対する常時の監視は現実的ではありません。この課題に対し、保育ICTの導入が有効な解決策となり、保育施設における誤嚥事故のリスクを軽減することが可能となります。
保育園には、保護者や近隣住民から多様なクレームが寄せられることがあります。保護者の場合は、子どもに対する対応や保育園での過ごし方など、子どもに関係する内容のクレームが多いです。近隣の住人は、子どもの声がうるさいという騒音問題でのクレームが入ることがあります。クレームには真摯に対応をして、相手の気持ちを汲み取る姿勢を見せることが大切です。
子どもに関するクレームは、保育ICTシステムを用いて保育内容を記録し、スタッフ間で情報共有しておくことで一人ひとりの子どもの状態をしっかり把握できます。また、システムの情報を保護者と共有すれば、保護者は保育園で子どもがどのように過ごしているかを細かく把握できるため、クレームに発展しにくくなることが期待されます。
シニア人材の強みを活かして、保育園で活躍してもらおうという動きが広がっています。人生100年時代といわれる現代は、定年退職後も働きたいと考える高齢者は多く、人との繋がりや生きがいを求めて就労を希望する高齢者もいます。保育士の資格には年齢制限がないため、高齢者でも資格を取得して保育士として働くことができます。
シニア人材の活用においては、ガイドラインを定めて雇用に関する指針を確立すること、事前研修をしっかり行うことが重要です。また、ICTシステムを活用することで業務効率化につながり、シニア人材の就業状況を円滑に管理することができます。
園児の人数に対して配置する保育士を定める「保育士配置基準」では、これまで3歳児20人に対して保育士が1人、4、5歳児30人に対して保育士が1人とされていました。
しかし、現実では保育士の負担が大きく保育の質と安全の確保が難しいことから、2024年に保育士配置基準が見直されました。33歳児は25人に対して保育士1人、4、5歳児は25人に対して保育士1人が配置されています。
見直しによる保育士の補填に必要な人件費は、国または自治体が負担します。しかし、近年の保育士不足により保育士をスムーズに確保できない保育園もあるのが実情です。そのような場合では非常勤雇用の保育士を増やすほか、保育ICTシステムを導入により事務作業や引き継ぎ業務の負担を軽減する取り組みが有効です。
これまでは保護者が子どもの名前を記入した紙おむつを持参し、使用済みのおむつは保育士がまとめて管理、保護者が持ち帰るというルールが一般的でした。しかし、使用済おむつの持ち帰りは保護者に負担であること、また持ち帰るまで管理する保育士にも負担になることから、近年は園で使用済おむつを廃棄するところが増えています。紙おむつを持参しなくても定額で使い放題になる紙おむつのサブスクリプションサービスを導入している園もあります。
また、園児の様子の記録はノート、欠席連絡は電話を使用していた保育園も、ICTシステムの導入により、アプリを活用したやり取りに移行しつつあります。保育園のDX化は、保護者と保育士の負担を軽減し、保育園の運営を円滑にします。
引用元:https://home.childcareweb.jp/
発達メカニズム解説、発達支援の内容と援助の解説、発達通過率グラフなど、保育士の研修にも役立つ機能が豊富
引用元:https://www.hoic.jp/
職員、パート情報管理、職員間連絡帳機能、職員間お知らせ機能、職員専用マイページなど、職員の管理機能が豊富
引用元:https://lookmee.jp/
園・施設での日常写真を販売、写真データ・動画の販売、フォト連携で写真付き記録が残せるなど、写真データを使用した機能が豊富