保育ICTシステムは、職員のお仕事を効率化することで、お子さんと向き合う時間を増やすだけでなく、システムを通してお子さんの成長と健康を見守ることも可能です。業務効率化と保育の質を両立させるために、先生・お子さん・保護者にとって、やさしい機能に対応するシステムを選びましょう。
公開日: |更新日:
保育内容の機能 |
保育の記録
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30 | 13 | 4 |
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保育の計画
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6 | 3 | 3 | |
業務管理の機能 |
登降園の管理
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6 | 6 | 6 |
職員の連携強化と業務管理
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6 | 4 | 1 | |
保護者との連携機能 |
保護者との連携を支援
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7 | 5 | 3 |
保育ICTシステム37製品の中から、無料でお試し(デモ)ができ、導入費用を公式サイトに掲載している3システムを厳選。機能数が豊富な順に、各ソフトが対応できる機能を職員向け、お子さん向け、保護者向けの3視点で見ていきます。
先生の業務効率化や、保護者とのコミュニケーションはもちろん、保育の質と専門性を高めることを目的としたシステムで、根拠にもとづいた指導計画や、科学的視点をもとにした発達チェックなど、お子さんと向き合うための機能が充実。白梅学園大学子ども学部名誉教授、東京大学名誉教授、前白梅学園大学・同短期大学学長といった、幼児教育業界の専門家も推薦しています。
引用元:Youtube(https://youtu.be/jA5F68VIf4c)
科学的視点をもとにした発達チェックや、発達支援・発達特性記録管理など、お子様の発育・発達を記録する機能を用意。また、個別指導計画や加配児用個別支援計画、クラス指導計画など、専門知識を活かした提案で、お子さんの健やかな成長を見守ることができます。
登降園記録管理や出欠管理、請求書発行やキャッシュレス決済など、先生のお仕事をを効率化する機能はもちろんのこと、ダッシュボード機能や、職員間連絡ツールで情報共有が可能。チャット機能で保育について語り合ったり、記録された内容を読み返すことで、新たな気づきに出会えたり、保育の専門性を高める工夫が盛りだくさんです。
園からの一斉連絡はもちろん、特定の保護者や一定の範囲の保護者への連絡など、送信先を自在に設定できるほか、園だよりや献立表などのファイル送信ができます。また、保護者用アプリからは、登降園管理機能と連動する欠席の連絡や、お迎えが遅れる等のコメント送信が可能で、双方のコミュニケーションを円滑にします。
ChildCareWeb
(チャイルドケアウェブ)の
機能を公式HPで見る
会社名 | ChildCareWeb有限会社 |
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電話受付時間 | 月~金:9:30~18:00(祝祭日を除く) |
創業 | 1998年4月2日設立 |
事務作業や突発的な対応に日々追われてしまい、子どもと向き合う時間や、先生同士のコミュニケーション時間が思うように取れない保育現場。コドモンの導入によって、事務作業や煩雑な業務を効率化することで、子どもと向き合う時間と、向き合う心の余裕を生むほか、先生のエンゲージメント向上も目指せます。
引用元:Youtube(https://youtu.be/RtqF2eqGgcE)
指導計画や、日誌を始めとした記録物、自治体提出書類などをペーパレスで管理。3,000を超える文例を使って入力効率を高められるほか、過去の入力内容を参照しながら作成できるため、書類の品質は維持しつつも、入力時間を大幅に短縮できます。
毎月の保育料や一時保育料、教材や制服、用品費、送迎費、課外授業の請求など、保護者向けの請求をまとめて管理し行うことができるため、煩雑な事務作業の効率化が図れます。また、収納代行機能を使うことで、口座振替手続きや、毎月の請求書発行作業を大幅に軽減します。
日常のお便りや連絡帳、写真の公開などをペーパレス化し、アプリ経由で保護者に情報配信が可能。既読機能で伝達漏れや「言った言わない」の問題を防ぎ、園・先生・保護者間の円滑なコミュニケーションをサポートします。保護者と施設への連絡にも対応しているため、連絡帳の提出や、出欠席の連絡や延長保育の申請ができます。
会社名 | 株式会社コドモン |
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電話受付時間 | 平日9:00~18:00 |
創業 | 2018年11月7日設立 |
職員の出退勤や保育の予約確認といった施設の経営に役立つ機能や、指導計画や保護者へのお知らせ機能など、職員の業務を効率化させる機能。そして、予約入力や園への伝達入力といった保護者のための機能など、施設・職員・保護者をつなげることを目的に、提供しているシステムです。
引用元:Brain(https://brain.mj-inc.jp/)
成長記録を管理する機能が搭載されており、記録された体重と身長の割合から自動的にカウプ指数を算出してくれるほか、園児ひとりひとりの成長記録をグラフで表示することも可能。視覚的に成長の過程を知ることができるので、園児の発育を一目で確認可能です。
預かり保育利用者の集計、欠席・遅刻・早退者の情報や、欠席・遅刻・早退者の情報など、園児の出欠や保護者向けの請求をタブレットで簡単に確認・入力できます。また、預かり保育担当者は、簡単に利用者の確認、登園・降園時間の入力も可能です。
パソコンやタブレットで入力することで、時間の短縮になるほか、園での様子を園児別に入力・配信ができるため、伝え忘れ防止にもつながります。また、スマホで簡単に家庭での様子を入力できるため、双方のコミュニケーションをシステム内で完結できます。
会社名 | 株式会社MJ |
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電話受付時間 | 月~金:9:00~18:00 |
創業 | 2003年9月3日 |
保育ICTシステムの導入によって、お仕事の効率化、保育の質向上、保護者とのコミュニケーション、すべてを満たすために必要となる機能を紹介します。
登降園記録管理や出欠管理といった出欠確認ができる機能や、延長保育計算や請求書発行など請求を管理する機能、煩雑な事務作業が効率化できるシステムを選びましょう。
職員間連絡ツールや共有情報管理といった、保育者の連携を高めるツールは、先生同士のコミュニケーションを円滑にするほか、保育の専門性や質を高めることにもつながります。
児童票作成や午睡チェックはもちろん、健康診断記録や身体測定記録など、お子さんの健康と発育を見守る機能が搭載されたシステムを選ぶことで、より子どもの成長に寄り添う保育を可能とします。
子どもの生活や発達に即した各種計画を適切に作成するために、園のロジックに合わせて、書式や情報の連動性をカスタマイズできるシステムを選ぶと便利です。
毎日欠かさず保育者が記入する保育日誌は、園の記録としても保護者に園での様子を伝えるものとしても大変重要なものです。この保育日誌は、クラスの記録のほか、園児一人ひとり個別での記録が必要となることも一般的です。そのため、保育者の保育以外の作業として、多くの時間を割く業務の一つといえるでしょう。システムを導入するメリットは、保育日誌の記載項目である出欠数などシステム上の記録が自動的に反映されるため、作業時間の削減が期待できる点です。
しかし、保育施設などでは、これまで紙ベースでの事務作業が一般的だったこともあり、ICT化に不安のスタッフもいるでしょう。スムーズにICT化に移行するためには、導入前・導入後のサポート体制がどのようになっているかも事前に確認しておおくことがおすすめです。
システム導入の目的ともいえるのが、保育業務に伴う事務作業の効率化です。保育ICTシステムには、登降園管理などの必要最低限の機能に加えて、保育の可能性を広げる独自の機能を搭載したものなど幅広い種類があります。
例えば、毎日の業務である保育記録をデータ管理化にすることで、振り返りによる改善が効率的に行えるなど、日々の作業が軽減されるだけでなく、保育全体の業務を円滑に進めることができる点もICT化の良さでしょう。また、定期的に配布するお便りなどもシステムを利用し保護者に一斉配信することで、印刷物の削減により作業時間削減と同時にコストを抑えることも可能です。一つで幅広い業務を補え、尚且つ園の目指す保育の目的に合った保育ICTシステムを選んでみましょう。
ご利用施設との日常的な連絡や緊急連絡など、大事なお子さんを預ける保護者にとっても、安心できるシステムを選ぶ必要があります。また、スマホや専用アプリで簡単に連絡が取れる、便利なシステムを選びましょう。
保育ICTシステムをスムーズに導入するために、準備しておきたい4つのポイントをまとめました。システム導入の目的である効率化や、保育の質向上を図るためにも、導入前の環境の整備や周りへの事前説明が大切です。
保育ICTシステムは仕事の効率化といったメリットがありますが、システムによって機能が多少異なります。求める機能は何か、解決したい課題は何か、なぜシステムを導入するのか、目的が具体的であればあるほど、導入すべき保育ICTシステムの姿が見えてきます。
保育ICTシステムで業務効率化は叶いますが、あくまでも使いこなしてこそ。基本的にシンプルで使い勝手のものが多いですが、やはりある程度は操作に慣れる期間も必要。使いやすい操作性か、わからないことに対してのサポート体制があるのかなど、チェックしておきましょう。
保育ICTシステムはインターネット環境が必要となるため、園の通信環境を整備しておきましょう。タブレットやスマートフォンに対応するシステムがほとんどですが、指導計画や業務日誌など、文書や記録の作成をする際は、パソコンが必要となることもあります。
手書きの連絡帳や電話からスマートフォンによる申請に変化するため、保護者からの理解と協力が必要不可欠です。使いづらい場合、結局電話や紙での連絡となり、システムを導入した効果が見込めない可能性もあるため、わかりやすく使いやすいシステムを選びましょう。
保育ICTシステム「Child Care Web(チャイルドケアウェブ)」を提供する、ChildCareWeb有限会社の代表取締役である保坂佳一氏は、専門家の視点から幼児教育や保育について研究を重ね、様々な可能性を見出しています。
作業の効率化や保護者とのコミュニケーションに役立つ、保育園業務支援システム37製品の特徴や費用、導入事例などをまとめています。
効率的な事務処理のための機能をひとつにしたiChild(アイチャイルド)。QRコードを活用して登降園管理することでスピーディーな記録を可能にしています。また、豊富なサポートを用意し、不安なく利用できるシステムです。
イクシエは、保育園に子どもを預けて働くママさんエンジニアの「保育者・保護者の両方に優しいサービスを作りたい」という想いから誕生。連絡帳と連携した登降園管理や、指導計画(年・月・週・個別)などの機能を提供しています。
「園の立場にたち、使いやすさを徹底的に追求」することをモットーに開発されたイロドリは、タブレットに触れずに登降園管理ができる「イロドリリーダー」が魅力。そのほか、バスGPSサーチや、写真販売機能なども搭載しています。
職員が働きやすい環境と園の経営力アップを目的とした保育ICTシステム。先生の業務負担を減らすほか、園の保育コミュニケーションを支援しています。また、オンライン説明(遠隔説明)も開催中で、気軽に相談が可能です。
園児台帳や日誌などの機能を揃えた「園-SiEN 園児管理」、登降園管理に関する情報を記録・管理する「園-SiEN 登降園管理」、園と保護者間の連絡をまとめて管理する「園-Renraku」があり、組み合わせることで、より効率化が叶います。
バスの位置情報機能を中心に、お知らせメール・連絡網や保護者との連絡、園児や保護者の管理機能など、保育園の業務を支援する機能を提供。保護者の住所情報やGPSの走行記録から、簡単にバスコースや時刻表の作成もできます。
保育者の日々の業務負担の軽減を目的として、自治体と大学との共同研究により開発された、おが~るシステム。岩手県の会社が提供する保育ICTシステムで、「おがる」とは、北日本の言葉で「成長」「大きくなる」を意味します。
ICタグとタブレットを使用することで、打刻から出席簿作成、請求書発行を自動化した保育ICTシステム。ICタグは耐久性に優れており、園児バッグ等に取り付けても壊れづらいほか、忘れ防止や受付時の取出し時間短縮につながります。
KidsCare(キッズケア)は、企業主導型保育園専用の保育ICTシステムです。実際に企業主導型保育園のもとで、保育現場目線の実用性や、操作性を検証しているため、園の業態に合わせた機能や操作性が魅力です。
「全ての保育現場に愛と笑顔を増やす。」をモットーに、現場の声を反映して制作されたKidsDiary(キッズダイアリー)。園の先生と一緒に考えたサービスのため、「見やすい・使いやすい・わかりやすい」使い心地になっています。
「保育業務のタイヘンをカンタンにかえる」をテーマに、保育業務の課題を解決するために作られた保育ICTシステム。認可保育園のほか、企業内保育所、認定こども園、学童保育、放課後デイサービスなどでも活用されています。
きっずノートは、全国私立保育園連盟の推奨アプリで、保育・教育現場の先生方を陰で支えるサポーターとして役立ちます。100ヶ国語以上の翻訳機能で、多言語対応の連絡帳作成を可能にするなど、グローバル化にも対応しています。
保育者が子どもたちとより多くの時間向き合えるよう、事務作業の軽減を手助けすることを目的としたシステム。施設管理者用Webシステム、登降園管理アプリ、保護者アプリ、3つの構成のシステムです。
保育に関わるさまざまな業務を支援しながら、保育園と保護者のコミュニケーションを深めるサービス。保育者と家族のコミュニケーションが深まれば、子育てはもっと豊かになる、という想いから、キッズリーは誕生しました。
単なる業務効率化ではなく、保育の質を高めることに着眼し、幼児教育の専門家視点で、システムを提供するチャイルドケアウェブ。統計データや、発達メカニズムなどを基にした、根拠のある提案が魅力です。
CCScensor、CCS NOTEからなるシステムは、自園の環境に合わせて部分的な導入も可能。全国の導入施設からさまざまな情報が送られて改善・発展するシステムは、現場の声が反映された実用性の高さが特徴です。
先生の事務業務をICTで省力化し、先生の働き方改革と、保育・教育の質向上を支援するツール。保育者がやりがいを持って働き続けるための環境作りを「ワンストップ」で提供することを目的としています。
幼稚園や幼稚園教諭専門学校をグループに持っていることから、「現場の声」を元に生まれたシステム。クラウドタイプでインターネット環境さえあればすぐに導入可能な点や、シンプルで分かりやすい操作性が特徴です。
現役保育者の声を反映して開発されたシステムのため、現場が必要する機能や、あったらいいなという意見を取り入れて、サービスを提供しています。パソコンに不慣れな人でも使いやすい操作性が特徴でしょう。
保育者の日常業務支援と、園の状況を分析し、より良い園づくりをサポートするためのソフト。保育園に訪問をし、実際の現場の意見をもとに、機能を追加したり、操作性を更新したり、日々現場と向き合い、進化しています。
カスタマイズ性に優れたICTシステムとして、業務効率化に貢献。システムを調整することで、各園の作業環境に合わせることを可能にしました。今まで行っていた業務を変化させることなく、すたんぷステーションの導入ができます。
充実のサポート体制と、豊富な事例をもとに作成可能な指導計画が特徴です。保育者に向けて、操作・運用テクニックを学ぶ研修を開催することで、業務効率化を図るためのポイントも学べ、システムを現場ですぐに活かせます。
業務のICT化をサポートする「hugnote」と、園児の健康を見守る「hugsafety」の2種類のサービスを提供。写真をアップロードする機能があるため、施設内で遊ぶ園児の様子を見ることを可能に。保護者の安心にも繋がっています。
園児と触れ合う時間を増やすために、豊富なアイディアを詰め込んだ保育ICTシステム。施設のニーズに合わせてオプションが追加でき、柔軟性に優れた使い方が魅力です。メールの一斉送信機能も付属し、一斉に連絡可能です。
チェックインシステムと呼ばれる遅刻や欠席の届け出をメールで配信できる機能は、忙しい登園時の電話対応を回避するのに重宝します。また、予算に合わせて導入できるのもメリットで、低コストで導入することも可能です。
保育料の集金業務では、集計や請求、現金徴収のリスクなどがあります。しかし、PIPIOでは集計、請求、集金の一括管理が可能に。口座振替と電子マネーに対応しているので、現金を取り扱うリスクを回避できます。
企業主導型保育園に特化した専用システムで、保育園の現場目線と企業の経営目線で共同開発されました。安心して監査を受けられるよう、記録形式を統一。書類の記録形式を監査対応書式を採用することで実現しました。
豊富な機能を搭載し、業務を自動化することで、業務効率アップに貢献するICTシステムです。高いセキュリティ環境の整備や、煩雑な入力業務の削減などにより、保育者の負担を軽減。安心かつスピーディに事務作業を行えます。
技術力と柔軟な対応力が魅力のHappyLifeCreators株式会社が開発した「HoiCa」。保育者の離職率の低下を目指し、事務作業の効率アップを図っています。登降園、お知らせ配信、遅刻・欠席の緊急連絡の機能を搭載。低コストでの導入を支援しています。
Hoicシステムは、現場で働く職員たちの声に耳を傾け開発されました。操作性にこだわって設計されたシステムのため、パソコンが苦手な人でも簡単に運用できるのが特徴。サポート体制も充実しているので、安心して導入可能です。
プリント配布の手間を削減し、事務作業にかかる時間を短縮できるシステム。テンプレートを用意したメール機能を搭載しているため、簡単に入力し、一斉送信が可能。スピーディに業務をこなせるので、他の作業に時間を充てられます。
現場で働く保育者が使いやすいようにと、作られたシステム。登降園管理や園児管理、従業員のシフト管理など、管理業務を楽にするサービスを提供しています。効率的な業務を推進し、手書きのアナログ作業とはおさらばです。
ICカードやスマホをかざすだけで、登降園状況の記録ができるので、実にスムーズな機能です。また、従来であれば手書きしていた成長記録が、空いた時間にタブレットを利用して入力できるので、業務効率化に繋がります。
らくらく園業務支援システムを活用することで、連絡帳への手書きや用紙のプリントアウトなど、手間と時間がかかっていた業務の負担を軽減します。さらには、緊急時の連絡もできるのなど、使い勝手も魅力です。
手厚いサポートを提供する「らくらく園児管理」。初期設定からアフターメンテナンスまで一貫して行っているため、はじめてICTシステムを導入する人でも安心。幼児教育に精通した会社が運営・サポートしているのもポイントです。
スマホやタブレットでの簡単操作や、アプリを使用した管理・記録、職員のモチベーションアップに繋げるコンディション診断等、多彩な機能を搭載。テクノロジーを駆使して、保育環境の改善に貢献しているシステムです。
先生や園長先生の負担を軽減し、園での業務効率化をとおして、保育の充実と園経営をサポートする保育ICTシステム。PCやスマホアプリを用いて、事務処理からコミュニケーションまでをお手伝いすることを目的に提供されています。
「幼稚園・保育園に携わった人たちが作り上げたシステム」をキャッチコピーに、実際の保育現場における保育士のお悩みを、具体的に解決・支援していくためのツール。延長保育、バスに乗る子の選定、給食の請求金額計算など、現場のお悩みの「あるある」を着実に支援していきます。
「自動福祉」「医療」「保育」といった分野に対し、さまざまな製品を開発している、株式会社クオンテックス。そんなクオンテックスが保育支援システムとして開発された「あんしんノート」は保育士、事務職員に向けた機能だけでなく保護者にも登降園登録ができる機能など多岐にわたる機能を用意しています。
VeryNote(ベリーノート)は、保育士と保護者をつなぐコミュニティーサービスです。緊急の連絡やお知らせを配信する機能や、子どもたちの園での様子を動画・画像で閲覧できる機能、イベントや行事のスケジュールを管理する機能が搭載されています。導入時の初期費用や毎月の利用料はかかりません。ただし、ネット通信料は自己負担になります。
Child Care System+Proは、株式会社CHaiLDが展開する保育システム。700万件の子どもたちの情報と1,000人の保育士のインプットを分析し、保育現場のニーズから生まれました。38種類もの機能がありながらもシンプルな操作性。加えて、フリーダイヤル等のサポート体制が敷かれています。
園児一人ひとりに合った保育の実現をサポートするChiReaff Space(チャイリーススペース)。小さな子どもは、成長のスピードや発達もそれぞれ異なるものです。そこに着目して開発されたのがChiReaff Space(チャイリーススペース)です。園児の発達記録機能搭載で保育計画にも役立たせることができるでしょう。
保育園・幼稚園・認定こども園・家庭保育室向けの登園管理システム。基本パッケージには名簿・日誌の作成機能や出席管理、各種利用料金計算などが含まれるほか、各施設に応じたカスタマイズも可能。手書きで行っていた業務のほとんどがシステム移行でき、業務を効率化できます。
ICカードリーダーまたはタッチパネルを利用することで、個人認証と登園降園時間の記録ができるほか、園児管理や指導計画や保育日誌の作成、延長保育料の計算など豊富な機能を搭載したシステム。さらに、スマートフォンやパソコンなどを利用して保護者とのやりとりができる機能も用意。
園児の出欠管理や指導計画など基本的な機能はもちろんのこと、不定期で預かる園児の管理や業務の担当を割り当てるシステムなど豊富な機能が特徴。阪神電鉄のミマモルメの技術が使われた登降園管理システムがあり、ICタグによる管理で自動で登降園時間を管理できます。
保育園・幼稚園の業務をWeb上で一元管理できる点が魅力。園児台帳・登降園管理・指導計画・事故・ヒヤリハット管理・勤怠管理など、幅広い業務を管理できます。サポート体制が充実している点も見逃せません。電話対応・リモート対応・訪問対応を用意しています。
業務効率化に役立ってくれるような様々な機能を搭載したソフトを単品購入、またはセット購入可能。必要なシステムのみを選択したい場合にも向いています。これまでに30年以上にわたり保育園・幼稚園・こども園で活用できるようなソフトを提案してきたチャイルド社のソフトです。展示会で直接商品を確認することもできます。
労務管理や登降園管理、保育料管理やお知らせ配信などの幅広い業務を管理できます。また導入後の問い合わせやご相談へのサポート体制も充実しており、安心して利用できる環境を用意しています。
塾や教室などで知られる学研グループが、「園業務を簡単で快適に行う」ことを目的として始めた保育ICTシステムです。
ミニ看板から園舎全体までラッピングできるデザインなど、事務管理以外のサービスを多彩に取り入れるなどして、さまざまな面でのサポートが可能です。
効率的な事務作業を実現するために、保育施設のICT化は、手作業で行っている業務や重複する作業を削減することを目的しています。手間のかかる仕事をシステムを通して行うことで、残業時間の短縮にもつながり、離職率を抑えることもできます。
保育者は、フォーマットが異なる同じ内容の書類を複数枚記入したり、登園日数や保育料の集計をしたりと、煩雑な事務作業を行わなくてはいけません。保育ICTシステムを導入することで、手作業による煩雑な作業が減少し、残業時間も減るため、人件費の削減にも繋がります。
連絡帳の記入や、出欠管理をモバイル端末から行えるため、保護者とのやり取りがスムーズに。システムによっては写真や動画を投稿できるものもあるので、日常的な園児の様子を保護者に伝えることができます。子どもの姿を見られるので、保護者にとって安心材料となります。
※1 論文あり
保育ICTシステムを導入することで、保育者ひとりひとりが抱える業務負担を解消でき、子どもと過ごす時間を増やすことができます。また、保育の質を高める機能を持つシステムもあるため、業務効率化だけでなく、保育の本質である「お子さんと向き合う」ことを可能にします。
※2 論文あり
手書きで日誌や指導案を作成していると、書き損じて修正したり、他職員に共有するために印刷したりといった手間が生まれます。ですが、ICTを導入するとパソコンやスマートフォン、タブレットなどを利用できるため、書き間違えてもすぐに直せますし、情報共有もメールやチャット機能などで楽に行えます。
園児が登園した際に、保護者にタッチパネル等で登録してもらうことで、登園しているかお休みなのかを簡単に把握できます。システムによっては、お迎え時間を入れてもらえるので、より管理しやすいでしょう。また、登園したかどうかが明確になるので、万が一の際に、実際に登園していたのかが分かります。
保育園のある自治体ごとに、無償化の対象になるかどうかの条件が異なります。その分、保育料の計算は煩雑になりますし、ミスの無いようにと思っていてもミスをしてやり直し、なんてことも。ICTを活用すれば、必要な情報を入力するだけで自動計算してくれるので、計算ミスが起こりにくく、時間もぐっと短縮できます。
園児ごとの連絡帳や園からのお知らせを手書きで行っている園も多いでしょう。手書きには温かみはあるかもしれませんが、同時に労力もかかるものです。ICTを導入することで、パソコンやスマートフォンで作成が可能になり、そのまま保護者に共有できます。また、スキマ時間を活用した作成も行えるので、時間効率も良くなるでしょう。
シフトの希望をICT化して一元管理することで、一人ひとりの予定と照らし合わせてシフトを埋める作業が不要になります。また、出退勤や有給・欠勤などの管理もまとめて行えるシステムを導入すれば、勤怠管理全般が楽になるでしょう。
保護者への連絡や勤怠管理、事務作業などがICTによって効率化されることで、残業対応が減り、働いている保育士のプライベートが充実します。働く・休むのメリハリがつくことで、意欲的に仕事に取り組めるようになるでしょう。また、園側としても残業代が減れば人件費を抑えられます。
急に子どもが体調を崩した場合、ぐずる子どもの相手をしたり、病院へ行く必要が出たりします。そんな時、保育園への欠席連絡がスマートフォンのアプリからさっと行えるので便利です。園が登園の時間で忙しいと電話がつながらないかもしれませんが、スマホアプリなら送信すればOKなので、相手の状況を気にせずに連絡ができます。
その日の子どもの様子の他、園からのお知らせ・緊急連絡などをスマートフォンで受け取れるようになります。共働き世帯や他の兄弟の世話があって忙しい時でも、少しの時間があれば確認できるでしょう。伝達漏れも減るため、必要なモノの用意をしてなかった!といった事態も防げます。
仕事で急な対応が入った時など、延長保育を依頼するケースもあるでしょう。そんなとき、電話しか連絡の手段が無いと、仕事の休憩中か仕事中に少し離席して連絡をしなくてはいけません。時間がなかなか取れないと、延長保育の依頼がどんどん遅れてしまいます。ですが、ICTでアプリを導入すれば電話がつながるかを気にせずに連絡できて便利です。
ICT化することで、園児の登園をリアルタイムに管理できます。例えばICカードを持たせ、出入りがあるたびに記録。登園した日付や時間がわかるので、日々の管理の他に遅刻や早退、休園等も漏れることなく記録が残せます。保護者に通知が行くように設定すれば、ご両親に揃って登園を知らせることも可能です。
園児の情報をICT化することで、情報の保存スペースや管理工数の削減ができます。紙での管理は手軽ですが、場所をとるのはもちろん必要な情報を取り出すのに時間がかかることも。書類を紛失してしまえば問題にもなります。園児一人ひとりの情報を集約できるため、職員同士の情報共有がスムーズになるのもメリットです。
職員やスタッフの出退勤や残業、給与計算などもICTを使えば効率化できます。正社員とパート社員、常勤と非常勤など、雇用形態が異なる職員がいると毎月の労務管理が煩雑になりますが、ICT化によって一元管理、自動計算が可能です。
保育園の形態によって、無償化される金額は異なります。保育料の計算が必要ない場合もあるでしょう。運営する保育園が複数ある場合、無償化分の計算が煩雑になります。園ごとに計算式を用意してExcelで管理…もできますが、ICT導入によって自動化が可能です。
毎月のシフト作成は、業務に支障が無いように組むのに労力を使います。紙で休暇申請を受け付けている場合、シフト表と申請表を見比べながらシフトを作成することも。ICTを導入すると、シフト申請をもとに人手の過不足がすぐに分かるようになり、簡単な調整で済むようになります。
電話や手紙をメインで活用している場合、緊急時の連絡に困ったことはありませんでしょうか。そんな時には、一斉に保護者に連絡を送信できるICTシステムが役立ちます。リマインド機能を使えば、お知らせするのを忘れるリスクも減らせるでしょう。
園児一人ひとりのその日の様子を記入する連絡帳。紙でのやりとりは温かみを感じる反面、対応数が多いと文字を書くのも大変です。ICTを使うと、パソコンやタブレットで連絡帳を作成でき、内容は保護者のスマートフォンに送信されます。誤字や脱字もすぐ修正でき、手書きよりもスピーディーな対応が可能です。
日々の取り組みや園児の様子などを記載する、週案や日案。手書きでは書き直しに時間がかかる作業です。ICTによってデジタル化すれば、パソコンやタブレット、自身のスマートフォンなどから作成できます。また、データとして残るので振り返りもしやすくなるでしょう。
「ICT化補助金制度」は、施設にICTシステムを導入する際、補助金を受け取ることができる制度。園児台帳や計画指導案、保育日誌の作成機能のほか、登園降園の管理機能、保護者との連絡機能など、保育園の業務を効率化する機能が備わっていることを条件とする自治体がほとんどです。また、業務の簡素化だけでなく、園や園児の必要な情報等が把握できる仕組みといった、保育の質向上に配慮されたものを推奨する自治体もあります。
保育ICTシステムを使用することで、園児の情報管理や登園・降園時間の管理、保育料計算、保育士のシフト作成や保育日誌の作成などの業務が効率できるといったメリットがあります。しかし、そのような便利なシステムでも導入にあたっては、その選び方や効率的な運用方法、さらには必要となる設備についてなど、あらかじめ知っておくべきことも。これら基礎となる知識を把握し、保育士だけでなく保護者にとってもメリットとなる運営を目指しましょう。
保育ICTシステム導入によって、パソコンを使用し保育日誌や指導案作成などが可能となり、手書きをする負担を減らせることや計算ミスの防止、職員同士や保護者との情報共有のしやすさが増すなど様々なメリットがある一方、保育ICTシステム導入によって起こるデメリットとは?システム導入にあたってのメリット・デメリットについてまとめています。
ICT化に移行する際には保育士のITリテラシーの差が浮き彫りになり、使いこなせるか使いこなせないかという差が出ているという現状もあります。手書きだったものが急にパソコン入力操作に変わり、余計に時間がかかってしまいICT化が逆効果を招いてしまっているというケースも見受けられるようです。ICT化を導入する際に、保育士や職員が最低限身につけておきたいITリテラシーについて考えました。
保育ICTシステムを導入する際に
身につけておきたい
ITリテラシーについて
ICT補助金とは、保育士の業務負担軽減のためを目的に設けられた助成金制度のこと。ICT化促進のため、それらにまつわる導入費用を政府等が負担する仕組みがあります。補助金は、様々なICT化促進のための用途に対して設けられており、保育業務のまつわる様々な施設で活用することが可能です。それらの内訳や詳しい内容を知り、少しでもコストを少なくICT化の導入を行うことができるように、内容を把握することが大切です。
業務負担の削減を目的に、ICT化の導入を図る際に必要となるいくつかの設備があります。クラウドなどを用いてシステム化されている保育ICTシステムは、様々な価格帯でサービス内容の内容が異なってくるため、導入するシステムに対応できるパソコンやタブレット端末のスペックはどのくらいの物が必要かなどについても考える必要があります。Wifi環境の速度にも考慮してプロバイダ選びを行うことも重要です。
子供たちの喫食率は、健康面でも食育の観点からも、とても重要な項目です。ICT化を活用することで、子供たちの喫食率の向上を図ることを目指します。食事内容の把握、子供たちの喫食の内容や喫食率の割合を、保育士同士で把握することなどにも活用できます。ICT化でデータ管理を容易にし、情報共有をスムーズに行うことができるのです。
保育士の離職率の高さの原因の一つに、業務内容の多さと勤務時間の長さが上げられます。その問題を解決し保育士の職場環境の改善のためにも、ICT化の導入が求められています。特にICT化の必要性が求められるのは、どのような保育施設なのか?3つの要素にまとめて、説明しています。
保育ICTシステムのサービスは多くの会社が提供しているため、システムのサービス内容と業務で必要な使用したい内容が合うか、照らし合わせて選択することが重要です。サービスの内容やアフターサービスの有無によっても、金額が異なってきます。なんとなくで選んでしまうと、うまく活用しきれずにコストだけが嵩んでしまい、無駄になってしまうことも。サービスの内容が活用したいサービスと一致するかということと使いやすさやはもちろん、個人情報を扱うことにもなるのでセキュリティ面についても考慮する必要があります。
子供を見守る等の保育業務のほかに、勤務後の膨大な事務作業が保育士の職務負担として問題になっています。その現状を改善するために、ICTを活用し業務効率化を図ることが目的の保育ICTシステムですが、活用できる保育業務とはどのようなものなのか。子供たちの登降園管理や活動記録や健康・情報管理など細かい記録が容易になったり、運営者側は経理業務に活用できるなど様々な業務において、ICTは活用されています。
保育ICTシステムの導入を考えている保育園の運営者に向けて、システムの効果的な活用方法についてのポイントを解説しています。まずは業務改善したい内容に沿ってしようすることは必須となり、園内での使用目的の意思統一も大事です。職員や保護者に使い方を周知する必要もあります。年配の管理者がインターネットの環境に慣れていない場合などには、使い方の指導や説明も大事になってきます。管理者側が使いこなすことによって、保育士の業務改善の寄与にもなるからです。はさらに業務効率化に向けての、インターネット環境の設備を整えることも必要も大事なポイントになってきます。
実際の保育現場でICT化はどのように進んでいるのか。トライトグループが保育従事者男女307名を対象に、調査を行った結果を用いて解説しています。特にコロナ禍でICTシステムを導入することになった保育施設は多く、それらの施設に勤務する保育士の半数以上が、業務の改善や勤務時間の短縮につながったという回答をしています。ICT化を進めたことで、業務内容にどのような変化が起きたか、勤務時間の改善はなされたかなどの実態調査の結果を詳しく紐解くことで、今後の課題も見えてきてさらなるシステム活用の必要性も見えてきました。
保育ICTシステム導入を厚生労働省が推進している背景には、安定した保育の供給を行うことが目的としてあります。保育ICTシステムを用いて、保育現場の職場環境の改善につなげるため、政府のみならず厚生労働省でも同時の補助金制度の予算を確保するなど支援に動いています。導入についての課題にも、積極的に改善していく姿勢が見られ、保育の職場環境の改善は喫緊の問題と考えられていることが窺えます。
保育士の残業を減らすには工夫が必要です。事務作業では、業務を可視化し優先順位をつけ連絡帳などはテンプレートを利用します。行事作業では、開催時期を把握した上で職員が役割分担。使う素材はインターネット素材や市販のものを活用し、状態が綺麗なものは次回も使えるよう保存するなど準備の簡略化を行います。また職員の間で進捗報告を行い、情報共有による会議時間短縮やICTシステム導入による職場環境効率化を目指します。
保育士の業務を効率化するために、おたよりなどはパソコンを使ってテンプレート化し、データやイラスト素材はクラウドサービスで保存しておくと、他の職員と共有できて自宅パソコンからもアクセスできます。職員会議では時間管理や会議前に資料を配っておくと事前に考えられるので意見が出やすくなります。さらにICT化を導入すると連絡帳をデータ化することで職員全員が連絡帳にアクセスできるなど、業務効率化に非常に役立ちます。
保育士の書類作成業務を簡素化するには技を身につけましょう。タスクに時間をかけすぎないよう、タスクにかかる時間を把握し、1日の仕事を滞りなく終えるために力の配分を考えましょう。連絡帳記入などの時間のかかる単純作業効率化には、ポモドーロ・テクニックを使います。また帰る30分前には新しいタスクには手を出さずに、明日の朝来た時にすぐ仕事にかかれるようケアレスミスチェックリスト作成など準備をしておきましょう。