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大切な園児に健やかな保育を提供するために、保育士同士の情報共有は欠かせません。本記事では、保育士の情報共有が重要である理由や、情報共有を行う上でのポイントについて詳しく解説します。
園児や保育に関する情報共有を怠ると、トラブルが発生する恐れがあります。体調が悪そうな園児の情報がわからないと、体調の変化を見逃してしまい、悪化させてしまうかもしれません。こうしたトラブルを防ぐためには、保育士さん同士の情報共有がとても重要です。
保育園に迎えに来た保護者に対し、雑談がてら1日のちょっとした報告を行うケースは多いです。そのとき、保育士同士の情報共有ができていないと、伝えるべき情報を保護者に伝えることができません。保護者と保育士間での報連相をしっかり行うために、情報共有もきちんと行う必要があります。
保育士の間で、担当している業務に関する情報共有をきちんと行うことで、業務分担を効率よく行うことができます。情報共有されていないと、同じ業務に複数の保育士が入ってしまい、ほかの業務が滞ってしまうことも。業務分担の上でも情報共有は必須です。
保育士同士で園児に対する情報共有をしっかり行えていれば、上手に引き継ぎができて園児に対する保育の質が向上します。ご機嫌ななめの園児や、体調不良の園児に適切な保育を提供することができるからです。
保育士同士でしっかりコミュニケーションを取り、情報共有しやすい環境を整えましょう。
ちょっとした伝達事項も怠らず、報連相を徹底することは情報共有の徹底につながります。
お互いが必要な情報を正しく得られるように、相手の話を聞き入れるように意識することも大切です。まずは相手の話を聞いた上で自分の話をするように心がけると、報告内容がぶつかり合ってしまうことがありません。
コミュニケーションにもつながりますが、保育士同士で会話をする時間を意識的につくることで、自然と情報共有の時間を設けることができます。
重要な情報は紙やホワイトボードなど、人の目につきやすい形で伝えることで、情報共有の漏れを防ぐことができます。
ICTシステムを活用して情報共有を行うことも重要です。クラウド型のICTシステムであれば、休日や外出先からもチェックでき、いない間に発生した連絡事項もチェックしやすくなります。
発達メカニズム解説、発達支援の内容と援助の解説、発達通過率グラフなど、保育士の研修にも役立つ機能が豊富
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