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保育士には研修が必要です。ICT導入の保育園ではICTに関する研修も必要でしょうが、その他の園でも研修を行うべきだとされています。なぜ保育士に研修が必要であると言われるのか、その理由や実際の実施事例について解説します。
保育士に研修が必要とされる理由は、主に適切な保育サービスを提供することと、男性保育士同士の連携などにあります。
研修を受けていない保育士は、子どもを虐待してしまう、十分な保育サービスを提供できないなどの問題を起こしてしまうこともあるでしょう。現代では幼少期からプライベートゾーンの教育が必要にもなり、以前の保育サービスとは質が変化しています。その中において、時代に沿う適切な保育が行えるように研修の実施が望まれています。
また保育士には男性が少なく、保護者から抵抗感を示されることも。その点では研修において男性保育士同士の連携を取り、保育士としての楽しさや価値の創出を目指すことも必要でしょう。
宮崎市では不適切保育を防ぐための研修が行われました。保育士や幼稚園教諭が200人参加した当該研修では、市の第三者委員会副委員長を務めた方が講演を行ったとのことです。
こちらは永田東のくらき永田保育園で実施された研修事例です。テーマとなったのは、男性保育士による保育の楽しさと、新しい価値を生み出すこと。永田東周辺の保育園に勤務する男性保育士5人グループにより開催され、その他の男性保育士や保育士を目指す大学生約80名が参加しました。男性保育士同士の連携とともに、保育サービスの向上にも寄与する研修でしょう。
保育士に研修は必須ではありませんが、提供できるサービスの質を高めるには、研修の機会を与えることが望ましいと言えます。サービスで重視するべきことや子どもへの教育は時代とともに変わるものです。よりよい保育を実施していくには、研修で学ぶ機会も必要です。保育園のICT化もそのひとつだと言えるでしょう。
以下のページでは保育園のICTシステムに関しても含め、保育士の業務を効率化し、快適な労働環境を目指すための情報を掲載しています。労働環境とサービスの質において両方の向上を目指したいと考えているなら、ぜひ参考にしてください。