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保育士さんがいつも忙しそうに動いている…そのような園も少なくないでしょう。このページでは、保育士さんが忙しい理由や、忙しい状態の解決方法をご紹介します。保育士さんの負担軽減を検討中の方は、参考にして頂けたらと思います。
保育士さんの中には、常に忙しい・他の業務の時間が取れないと悩んでいる方もいます。見た目以上に業務量が多く、さまざまな準備に追われているからです。また、人手が不足していることで、中々気が抜けないというケースも少なくありません。
保育士さんは子どもをお世話するだけでなく、並行してさまざまな業務を行っています。保育面に気が向きがちですが、それ以外にも事務作業や会議など、多岐にわたる業務をこなしています。
一例ですが、保育士さんがこなす業務は以下のようなものがあります。
保育士さんは、このような業務を日々こなしています。決して保育を行っているだけではないのです。
作業を他の保育士さんと分担できれば、忙しい状況も幾分改善されます。しかし、実際は一人で複数の業務をこなすケースが多く、休憩時間を減らして作業にあたることも珍しくありません。中には勤務時間内に作業が終わらず、自宅に持ち帰って対応する方もいます。
年間行事の準備に追われることも保育士さんが忙しい理由です。保育園は、1年を通して多種多様な行事を実施します。例えば4月には入園式や懇談会があり、5月に入ると子どもの日や、遠足などのイベントがあります。5月以降も同様で、毎月何らかの行事を実施しています。
こうした行事の準備は、基本的に保育士さんが対応しています。行事の準備は、普段の保育の合間を縫って行うので、忙しい時期は残業が続くこともあります。
保育士さんが忙しい理由として、人手不足も挙げられます。保育士の最低配置人数は、国によって基準が定められているものの、ギリギリの人数で対応している園は少なくありません。その分保育士さん一人ひとりの負担は大きくなり、保育から事務作業まで、幅広い業務をこなすことになります。
ただ、保育士さんは業界全体で人手不足の傾向があります。募集をかけても中々人手が集まらず、人手不足の状況を改善できないケースも少なくないでしょう。
少しでも保育士さんの忙しさを解消したい…そのような時は、仕事の優先順位を決めたり、機械化化によって効率化したりすることを検討しましょう。ここからは、保育士さんの忙しさを解決する方法をご紹介します。
忙しい状態を解決したい時は、仕事に優先順位を決めて対応する仕組みを整えましょう。日頃からこなしている業務を全てリストアップし、優先順位を決めることが大切です。リストアップすることで、無駄な業務の洗い出しも可能になります。無駄な業務が減れば、他の業務にあてる時間を増やせます。
仕事は日次・週次・月次など、特定の期間ごとにリストアップするとよいでしょう。その中で優先順位を決め、スケジュールを立てて対応することをおすすめします。
業務が多くて自分だけでは対応できない時は、同僚や主任に相談しましょう。業務が多い時に自分だけで解決しようとすると、手が回らなくなるリスクがあります。自分だけで業務をこなそうとせず、他の保育士さんらに相談して手を借りることも大切です。
同僚や主任に相談した結果、仕事をこなすためのアドバイスを聞けたり、よりよいアイデアが生まれたりする可能性もあります。業務のストレスで押しつぶされてしまう前に、信頼できる同僚・主任に相談してみましょう。
保育ICTシステムを取り入れ、業務を効率化する手段もあります。保育ICTシステムは、保育日誌の記入や書類の作成など、事務作業や雑務を効率化するためのシステムです。アナログでこなしていた作業を機械化することで、作業が効率化されるのはもちろん、作業にかかる時間も短縮できます。また、工数も削減されるため、業務を簡略化できる可能性もあります。
保育ICTシステムで効率化・省力化を実現すれば、保育士さんの負担が減り、残業時間の削減にも繋がるでしょう。
保育士さんは子どもの保育から事務作業まで、さまざまな業務をこなしています。一人ひとりにかかる負担も大きいため、ストレスが溜まったり、体調を崩したりするケースも珍しくありません。
保育士さんの忙しい状況を改善するには、仕事の優先順位を決め、同僚・主任などに相談しやすい環境を整える必要があります。保育ICTシステムを取り入れ、事務作業を効率化するのもよいでしょう。
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