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本記事では、保育園のおむつ処分問題とDX化について解説します。
厚生労働省から発表された「使用済みおむつを園で廃棄することを推奨する」通達以前は、多くの園では保護者が使用済みおむつを持ち帰るのが一般的でした。その背景には、園側の廃棄費用負担の問題や、保護者が子どもの健康状態を確認する必要があるといった意見があったためです。しかし、多くの保護者は帰宅後も多忙で使用済みおむつを見る余裕はなく、中には「なぜ持ち帰るのかわからない」「今までそうだったから」といった声も多かったのも事実です。
各自治体は近年、使用済みおむつを園で廃棄する方針を示しており、厚生労働省もその取り組みを支援しています。使用済みおむつの保管スペース確保には、保育環境改善等事業の補助を活用し、おむつ保管用のゴミ箱を購入できます。
名古屋市の市立保育園に導入された紙おむつのサブスクリプションサービス「おむつん」は、月額費用で保育施設の紙おむつを使い放題にできます。保護者は毎日おむつに記名して持参する必要がなくなり、保育士の園児ごとのおむつ管理作業も軽減されるため、双方にとって効率的かつ利便性の高いサービスです。
「手ぶら登園」は、紙おむつとおしりふきを保育施設に直接届ける、定額で利用できるサブスクリプションサービスです。料金は月3,000円ほど。オプションサービスで、食事用の紙エプロンと手口ふきも提供します。
船橋市では、保護者の念願だった使用済み紙おむつ廃棄無償化と、保育ICTシステムの導入費が計上されました。アプリなどを活用して保護者とやり取りする園が増える中、依然としてノートや電話でやり取りしていましたが、今後はスムーズな連絡が可能になります。紙おむつの廃棄費用は、保育園の運営費用として再検討が求められます。
DXを導入することで、おむつの持ち込みや持ち帰りが不要になれば、保護者と保育士双方の負担が軽減されます。導入を検討してみてはいかがでしょうか。
以下のページでは、保育園ICTシステムについて詳しく解説しています。こちらもぜひ参考にしてください。
引用元:https://home.childcareweb.jp/
発達メカニズム解説、発達支援の内容と援助の解説、発達通過率グラフなど、保育士の研修にも役立つ機能が豊富
カリキュラム一元管理・記録管理連携、発達メカニズム解説、発達支援・発達特性記録管理、等
引用元:https://www.hoic.jp/
職員、パート情報管理、職員間連絡帳機能、職員間お知らせ機能、職員専用マイページなど、職員の管理機能が豊富
職員・パート情報管理、職員間お知らせ機能、職員専用マイページ、勤怠・シフト管理、等
引用元:https://lookmee.jp/
園・施設での日常写真を販売、写真データ・動画の販売、フォト連携で写真付き記録が残せるなど、写真データを使用した機能が豊富
園・施設での日常写真・データ・動画の販売、写真付き記録の作成、お知らせ一斉送信、等